開催趣旨

 「古都のランドマーク」として親しまれている興福寺の五重塔(国宝)は、寺を創建した藤原不比等の娘・光明皇后の発願により、奈良時代の730年に建立されたと伝わります。落雷などによる5回の焼失と再建を繰り返し、現在の塔は室町時代の1426年に建てられた6代目。高さは約50メートルです。


 明治時代には大規模修理が行われましたが、屋根瓦などの破損や劣化が進んでおり、このたび約120年ぶりの大規模修理が行われる運びとなりました。屋根瓦のふき替えを中心に、約10年にわたる工事となる見込みです。


 2033年度の修理完了に向け、興福寺と読売新聞社は、五重塔令和大修理の関連事業に取り組みます。境内でのイベント、寺宝の展覧会、シンポジウムなど多彩な事業を展開します。これを機に、多くの方に五重塔をはじめとする興福寺の歴史・文化財に親しんでいただき、文化や技術の継承についての理解を深めていただけますと幸いです。

お知らせ

2024.11.06

読売新聞(11月3日付朝刊)の抄録記事「興福寺再建 中心に人々の信仰」が「紡ぐプロジェクト」公式サイトに転載されました。

2024.11.05

興福寺シンポジウム」にて、全編動画を掲載しました。

2023.12.25

「紡ぐプロジェクト」公式サイト内では、興福寺に関連する記事をまとめて掲載しています。

2023.09.22

公式サイトがオープンしました。

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